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注目企業

大昌(株) : 松江
創業60年を機に工場レイアウトを刷新!現場改善活動を加速

2018年3月20日
工場レイアウト概念図
工場レイアウト概念図
新設備 オートセットスロッター
新設備 オートセットスロッター
プラスチックダンボール
プラスチックダンボール
2S事例 担当別書類収納
2S事例 担当別書類収納
2S事例 伝票日付別収納
2S事例 伝票日付別収納
2S事例 備品整理用
2S事例 備品整理用

◇ 会社概要

   ダンボール製品の製造及びゴム・クッション製品の製造、その他梱包資材などの販売
   を行う企業です。お客様の要望にお応えすべくCADでの設計、カッティングマシン
   でのサンプル作製まで迅速に対応いたします。
   また、ダンボールは1個から製造販売しております。

     企業名  大昌株式会社
     所在地  島根県松江市玉湯町布志名767-51
     創業   昭和32年6月
     代表者  代表取締役 下手 将人
     従業員  35名


◇ 創業60年を機に現場改善活動を加速!

   1.2016年からPEC協会に入会、会社全体でカイゼン活動に着手
     ・トヨタ生産方式に基づく「ムダ取り」の実践

   2.工場内のレイアウトを刷新(松江市の現場改善活動補助金も活用)
     ・工場内は、大きく分けて段ボール系と化成系(ゴム・プラ等)の製造工程が
      ある。従来は、両者が部分的に混在し流れも複雑で非効率。
      今回、モノの配置や流れを抜本的に見直し、2種類の製造工程を入口~出口
      までシンプルに整流化を図った。

   3.新設備導入による生産性の向上
     ・小ロット生産を重視しており、ダンボールについては1個から生産しています
     ・今回、より一層の充実を図る為、新設備オートセットロータリースロッターを
      導入し加工能力を向上、従来一部外注していた作業の内製化を図った

   4.プラスチックダンボールの加工品を自社生産開始
     ・通称「プラ段」の生産を開始。山陰地区で自社加工しているのは当社のみ。
      通い箱等の用途で使用され、繰り返し使用できることから環境配慮型の商品。
      自社での設計、クッション材との組み合わせもできる


◇今日までの取組み成果

   ・カイゼンの必要性や楽しさが社員に浸透しつつある
   ・ダンボールを使い、自社のノウハウを活かし自らオリジナルの収納ボックスや
    間仕切りを作製。身の回りの2S改善にも積極的に取り組んでいる
   ・レイアウト変更や新設備導入等、生産性は従来比1.5倍程度にアップ


◇今後の抱負

   ・プラ段をもう1本の柱に育てたい。同業他社においてダンボール/化成品/プラ段を
    加工生産する企業は稀である。
   ・3つの事業のシナジーで付加価値の高い商品の開発、生産に注力していきたい

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